始めに言っておきます。得かどうかの答えが書いてあるわけではないです。
なぜなら、所属する会社によっても考え方は異なるので、正解はないということと、これからインボイス制度が始まるので、これから自営業(フリーランス)は厳しくなると言われているので。。。
現段階で言えることを何回かに分けてブログ記事にしてきます。
今回は自分の所属する会社の「一人親方と社員の働き方の違い」です。
では具体的にどう違うのか?
一人親方は、それぞれ新築物件に振り分けられ工期の中で仕事をこなしていきます。貼った面積が収入となるので、言ってみたら時間との勝負。早く綺麗に貼れれば収入は上がるし、貼る速度が遅ければ収入にはなりません。
その点、社員の場合は月給制なので、貼る面積はあまり関係ありません。だからと言って貼れない。動けない。だと会社としては困る。だからというわけではありませんが、給料をポンと上げられないのが正直な所。
この仕組みからわかるように、収入が必要な一人親方は、一定の目安以上に働くケースが多い。なので自ずと収入も上がります。
やればやっただけ収入になるなら、一人親方めっちゃいいじゃん。まぁ単純に考えたらそうなんですが、会社に所属しているわけではないので、責任も問われてきます。腕が悪ければ切られてしまうし、工期で終わらないなど不備が続けば切られてしまいます。切られると単純に仕事がなくなって収入がなくなります。
恐ろしい・・・。裏を返せば、それだけプロ意識を持つことも大切
では、社員はどうなのか。
失敗しても会社がフォローしてくれます。もちろん適当ではダメですよ?例えば、工期内に終わらないようなことがあった場合、応援を入れてフォローをしてくれます。もちろん何年もやっていて同じミスをしていてはダメですが。。
まだ見習い中の私、例えばクッションフロアを失敗しても、床屋さんや一人親方がフォローに回ってくれたりしています。要は見習いはまだ1人としてカウントされていないような状態。
会社としては、「期待」と「早く一人前になって欲しい」要は、社員に投資をしている。こんな感じかな?その他、会社員として所属しているため
- 有給休暇がある
- 残業が少ない(会社による)
- 賞与がある(業績によるケースが多い)
- 道具・材料費が掛からない
- 車両貸与
今の会社ではこういった内容のことがあります。労働基準法や働き方改革の兼ね合いで今は、残業などうるさいみたいです。なので、残業はなるべくせず帰るように言われています。なので、通常よりは気が楽なような気がします。もちろん残業ゼロというわけではありませんが、労働基準法に守られています。
一人親方だと、有給もないし、残業もある、賞与はない、道具材料、車両など全て自己負担。ただ、これらが経費として計上できるので、上手くやれば節税ができます。節税対策をしていくことで、利益につなげることもできます。こう言った点で一人親方はメリットがあります。
働き方としては、見習いのうちは会社に所属できれば所属するのは良いような気がじます。もちろん向き不向きも判断する必要があるでしょうし、確実な収入が必要です。
その中で会社から認められて、一人親方に近い給与がもらえるようになればそれに越したことはないですし、会社の中には営業の分野もあります。会社会社によって違いますが、その中でも選択肢がある場合もあるので、誰かのツテで一人親かに就くよりもまずは社員として雇用される会社に所属をすることが良いような気がします。
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