クロス職人の丸パパは現在、新築現場を中心に回っています。
一つの新築に対して6日から9日くらい。現場にも寄りますが早い人だと4日半ほどで終わらせてしまいます。と言っても標準がわからないですよね。
不思議なことにリノベーションのブームだというのに新築の仕事は無くなりません。主要都市である横浜近辺は特に多いようです。
今回はその新築の一部のクロスが貼られるところを段階的にご紹介。
1、まずはボードが貼られた状態(パテ処理済み)
これは、骨組みにボードが貼られた状態。写真の壁に点がたくさん見えていると思いますが、ボードのネジです。躯体(骨組み)にボードを固定しています。
ボードを一枚一枚をつなぎ合わせ、ドア枠など枠に合わせてカットしていきます。カットしてボードを繋ぐと、つなぎ目ができます。そのつなぎ目を「目地」と言います。
この目地をパテで埋めてあげないと、クロスが目地で凹んだ状態で貼られてしまうので。上の写真のようにパテを入れていきます。
この状態の新築を内見に来る方もいるのですが、見た目だけ言ったら綺麗とは言えないこの状態に不安になる人もいるんじゃないかな?こういうものなのでご心配なく
この白いのがコーナーテープと言って角の補強の材料です。補強材という役割だけでなく、クロスを貼った時に綺麗な角を作ることが出来ます。
ボード → コーナーテープ → パテ → クロス
この過程の中にパテで凹凸を平らにした後パテ処理をしたり経過があるのですがスキップします・・・。
それではクロスを貼っていきましょう。
一段高くなって見える天井は、折り上げ天井。今回は注文住宅ということで施主さんが選んだのか、折り上げ天井部分はブラックです。何もない状態と比べるとこの一面だけでもイメージがガラッと変わります。
一段下がった天井び白いクロスを貼ります。
天井を貼り終えたら、壁にクロスを貼っていきます。
天井から壁まで貼り終えれば、完了です。このあと電気の取り付けなど、仕上げ業者が代わる代わる入り、終了。
多少過程を飛ばしていますが、どんな状態の過程で仕上がるのか、イメージが持てればと思います。
壁紙一面を変えるだけでも全然違います。DIYも流行っていますので、ぜひ一度検討して見ては?
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